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8日目
8時起床し、昨日カップラーメンを食べたスーパーマーケットまで歩き、そこで朝飯を食べることにした。

ホットドックと100%果物ジュースで1ドル以下だった。
日本で食べるホットドックよりも味が引き締まった感じで美味だった。


食後、ワット・プノムまで歩いた。

途中で鳥の像を見かけると、ツーサが「これ銃だよ」と言っていた。
驚いた。よく見たら複数の銃をくっつけて鳥の像にしているのだ。
現地の人に「リアリィ ガン?」と聞くと「イエス」と返ってきた。
しかし、こんな重い銃をよくくっつけたものだな。



銃の鳥の像の近くにワット・プノムがあった。
そこは観光地になっているらしく、たくさんのツアーの人が来ていた。
ワット・プノムのワットはお寺という意味なので直訳すると「山寺」となる。
ここではゾウに乗って一周することができるらしいが、ゾウを見かけなかった。
頂上でのんびりしていると警備員が『ここはお金を払う必要だ』と言われた。
ということでさっさとこの場を去ることにする。



次はワット・プノムから独立記念塔までまっすぐ歩くが、かなり遠い。
次第に暑くなってきたので、途中でコーラを買ってかぶ飲みする。

ワット・プノムから徒歩で大体30分ぐらい独立記念塔が見えてきた。
ここは1953年11月9日にフランスから完全に独立したことを記念し、1958年に建造された独立記念塔。
カンボジア国のために戦い命を落とした兵士たちを祭る慰霊塔です。
色が黒色だったためか重々しい感じがした。



現物後、今度はワット・プノムに向けて歩き、真ん中ぐらいにあるお土産屋でアンコールクッキーとか買った。

途中でのどがかわいたので、屋代で赤色、青色、緑色とか変な色をしたジュースを注文した。
なんかカキ氷にかけるシロップみたいなジュースだ。
飲んでみるとはずれだった。
まずすぎる。

一休みして、今度はセントラルマーケットの近くにあるソリア・ショッピング・センターにもう一度行ってみた。
そこで色々お土産買いである。
床屋があったので『カラーで染めるといくらか?』と聞いてみると『8ダラー』だった。
結構高いなあ・・汗(ゲストハウスの宿泊代以上かよ汗)

すると2日目見たとき3階までだと思ったら、4階以上もあったので驚いた。(そのときは4階はレストラン街だと思って行かなかった)
ゲームショップもあったので、覗いてみる。
日本には発売していないXBOX360のソフトがなんと5ドル!!!
海賊版だと思うが、問題は日本のXBOX360機は作動ができるかどうか・・・
店員に聞いてみたが『分からない』が返事だった。
色々なお土産を買って、屋上に行くとそこはローラスケート場だった。

その後セントラルマーケットに行く。
前は夕方に行ったので店閉まいが多かったが、今度は昼近くだったので賑やかだった。
大きなドームの内外に店がびっしり並んでいた。
貴金属から食品まで、物は豊富だった。
「食堂街」もある。
ここはちょっと「屋台村」のような作りになっていて、色んな料理が並んでいた。
真ん中が宝石屋で、俺が近づくと店員はライトをつけるのである(汗)

一周したとき、ゲストハウスに戻ることにした。
そこから30分ぐらいだった。
足もばんばん痛くなっている。

そのとき路上で将棋らしきゲームをしている人たちがいたので、撮影をすると睨まれた(笑)


ゲストハウスに着く前に小学校に寄ると、子供たちが遊んでいた。


子供たちは俺たちを見つけるなり笑顔で寄ってきた。
全員『カメラ貸して!』と奪い合いをしている。
その中、自分の股間を撮る子供もいたので苦笑いしてしまった。
一人だけ長くカメラを持って撮影しまくっていたので、「ユー アー カメラマン.」と言うと『どうだ!』とえへんと自慢していた。
かわいい子供たちである。



そして、子供たちとサッカーをした。
日本でいうと鬼ごっこをやった。
五人ぐらい輪になって固まり、もう一人がボールを追いかけるのだ。
ボールを奪ったら交代という感じだ。
楽しかった。
サンダルだったので蹴りにくかったが・・・


すると、学校の中にいた子供たちがほとんど集まってサッカーの試合がはじまった。
『俺も混ぜてくれ』と言うと「オーケー」と歓迎してくれた。


先生らしき人もいたが、正直言って目つきが怖いよ(笑)


サッカーの試合は熱く燃えたが、すぐバテた。
ここは東南アジアで熱帯林なので蒸し暑い。
だから息がすぐあがってしまう。
全身汗ピショリで「ギブアップ・・・」とあがろうとするが、キーパーから『試合中だよ!』と怒られてしまっ た。
とにかく試合が終わるまで頑張った。
終わった後は地面に大の字になってしまった。

初めて東南アジアでサッカーを体験して分かった。
サッカーをするなら日本だ!と(笑)

すると、雲行きが悪くなってきた。
「スコール?」と子供たちに聞くと、子供たちは笑って「イエス」と言っていた。
やべーじゃん!とゲストハウスまで走って戻る。
ゲストハウスに着いたとたんにパーッとスコールが降ってきた。
ギリギリセーフである。

洗濯物を干していたので、慌てて洗濯場に行くと誰か洗濯物を出してくれていた。
助かったがパンツだったので少々恥ずかしかった(笑)

明日の帰る準備をしながら部屋でのんびりしていた。
途中お腹がすいたので、1階の食堂でディナーすることに。
ツーサは全額使い切っていたので「飯はいらない」と言っていたが、カンボジアの最後の夜なので「食べなよ」とおごった。
これで俺の残りのお金は2ドルである(笑)(空港までのバイタク料、空港使用料は別にとっといてある)
ビールを飲んだりしたのでちょっとリラックスできた。


そのときホテルのボーイが積極的に声をかけられた。
筆談していると色々分かってきた。
彼は英語の学校に通っている途中で、いつか日本の学校に通いたいということだった。
英語の単語も簡単なので6割は大体通じることができた。
日本語も少し教えてあげ、E-mailアドレス交換とした。


部屋に戻って荷物整理し、今夜は早めに寝ることにする。
明日は8時に宿を出るので7時に起きなければいけない。

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