4日目 夜中2時半妻に起される。 すごい眠い・・・ 妻が化粧中、テレビを見ながらボーっとしていた。
3時半ロビーで集合する。 バスで待っていると、なんと寝坊した人がいたらしく10分ぐらい待たされる。
あまり眠すぎて、バスの中で寝てしまった。 起されると空港に着いていた。
HISのツアーの人と握手をしてお別れをし、搭乗手続きを済ませた。 いつも通りだと、係員は聞こえる妻の方に話しかけるし、妻は英語力もないので、面倒くさく感じ「聞こえないフリをした方がいいよ。その方が楽だから」と言った。 妻は嘘を言うのがイヤだったので、かなりイヤそうな顔をしていたが、「じゃあ英語で会話をする?」と言うと聞こえないフリで頑張っていた。 係員が誘導してくれ、筆談してくれ、荷物を点検した。 ほとんどの観光客は荷物を預かるのが多く、俺の場合は航空機持込みだったので、かなりの時間がかかった。 2回も調べられた。 どうやら聞こえない人は行列ができないように別の場所で厳重に調べるみたいです。 妻は「怪しい人と見られたんじゃない?」と言うが、考えすぎです・・。 今までタイ、フィリピン、インド、ネパール渡っているが、その中シンガポールが一番厳しかったと思う。 ノースウェストだったし、テロの影響でもあるだろう。 1時間もかかり、点検が終わった頃はもう航空機に入る時間になっていて、ちょっとパタパタだった。
離陸をし、しばらく後、睡魔に襲われて夫婦とも寝てしまうのであった。 途中目を覚まし、退屈そうに座席の前についていたテレビでなにかビデオを見ようとする。 そのとき、日本では未公開の映画やカーズがあった。 カーズを見ることにする。 字幕がなくて話の内容は分からなかったが、雰囲気だけでも十分楽しめた。 あまりにも面白いので「あははは」と笑っていると、前の座席にいた女の子(3歳くらい)がひょこっとこっちを見て微笑んでいた。
フィリピン人っぽい。 笑顔をかえすと、女の子とは調子に乗り、こっちに向けて人形を投げたり、枕を投げたりしていた。 まあ、退屈だったので遊んであげた。 すると、ピンポーンとスチューワーデスを呼ぶボタンをいたずらで押しまくる女の子。 そばには注意しない父と母。 ハラハラドキドキして見ていると、女の子はこっちを見る。 そのとき「し〜っ」とするが、女の子は無視してひたすらスチューワーデスコールを押しまくっていた。 しびれを切らしたスチューワーデスは父と母に注意しに来る。 そして、静かになった。 だが、あまりにもちょっかいが続くので、相手にするのも面倒くさくなって寝ましたw
女の子の相手にしていたので、長かったような短かったようなあっという間に日本に着いた。 ちょっと短くて物足りない気がしたが、こうしてハネムーンの旅は幕を閉じたのであった。
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