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1日目
朝の7時半に起床。

持参した荷物
大きなカバン、リュックサック、3日分着替え、使い捨てカメラ、ビデオカメラ、筆談用ノート、ペン、CDプレイヤー、ガイドブック×2、パスポート、仮航空券チケット、財布、現金(4万円ぐらい)、タガログ語ブック等

誰もか見ても初心者旅行者である(笑)

今回はJALからツアーを予約。
3泊4日で、生命保険込み7万円ぐらいだった。
(ツアーと言っても自由行動)

仮航空券を見ると11時から、成田空港の受け付けの所で航空券と交換しなければならないようだ。

9時半に横浜駅から、成田エクスプレスに乗車するので、自宅を8時出る。

9時半の成田エクスプレスに乗車し、10時半ぐらいに成田空港に到着した。

早速ハオは受け付けの所に行き、航空券を入手しようとする。

しかし!
11時だと思っていたが、よく見ると13時からだったと勘違いしたハオ。
初っ端からミスを犯しました。

13時まで成田空港内に、ブラブラしなければならなかった。
非常に退屈だった。
13時に再び、受け付けへ行き、ようやく航空券を入手できる。
しかし、航空券を見ると・・・・

出発時間が15時半からであり、
更に2時間半ぐらい待たなければならなかった。

合計6時間ぐらい成田空港で、待機していることになる。
長く長く待ち続け、ようやく出発時間の30分前となった。
ゲート内に入り、荷物検査をして、入場する。

15時10分ぐらい、航空機に乗る。
航空機の中には、フィリピーノ人のスチュワーデスがいて、席を案内してもらった。
初めて見たわけじゃないけど、もうこの時点から
「ああ、俺は海外に行くんだなあ」という実感がしました。

ハオの席は窓からすぐ近くで、窓側である。

15時半、航空機は出発し、離陸した。
日本の地がだんだん小さく見えてくる。
「これが最後の見納めかもしれないな。」
と死を覚悟している俺は、日本の地からいつまでも目を離さなかった。

フィリピン(セブ島)まで3時間ぐらいかかる。

それまでハオは隣の席にいるおっさんと色々会話をした。
そのおっさんは警察をやっており、休暇でフィリピンに訪ねたのだ。
(警察というイメージでは怖いが、こう私服だと普通のおっさんだねえ笑)
そのおっさんから、色々注意すべきことを教わった。
初めて一人旅するハオには非常にありがたい助言であった。

その後、スチュワーデスから1枚の紙を渡された。
警察のおっさんに聞いたところ、入国に必要な紙らしい。
裏に「貴方は犯罪をしましたか?」とか書かれてある。
嘘でも書けねぇーよ。笑えた。

気持ちが引き締まった後、アナウンスの声が聞こえた。
英語らしいが、フィリピンの上空ということが分かった。

窓を見てみると
「おおっ!!」
言葉にできなかった。

日本と違って、町全体が『オレンジ色』に輝いているのだ。
日本で言えば、高速道路の電灯みたいな雰囲気である。

ここまで来て、他国にいるんだ!!とうれしくてたまらなかった。

次第に地面が迫ってきて、衝撃と共にマクタン空港へ着陸した。

乗車員が降り始める。
警察のおっさんから「頑張れよ」と握手を交わし、降りる準備を始める。

長い行列を待って、やっと航空機の外を出ることになる。
「うわっ!!」
ハオは驚きの声をあげた。

むぅ〜としている湿気なのだ。
暑苦しく日本では滅多に味わえない熱帯林だった。
少し歩いただけでも汗がすぐ出る。

空港建物の看板には大きく「Mabhay(マブハイ)」と書かれてあった。
歓迎します・乾杯という意味になる。

空港内で、パスポートに印を押してもらって
ようやく、フィリピンに入国できたってことになる。

ロビーで荷物が来るのを待ち、
その後、両替をしたいので、その場所を探した。
分からないので、現地の人に英語で聞いてみる。
適当な英語である。
「Where do you know Japan money change Philippines money?」
なぜか現地の人には通じて、場所を案内してもらった。

両替場で、1万円を両替してもらう。
1000Pのお釣りが来たが、ここではあまり使わないという話を聞いていたので
「No.1000P」とことわりを入れて、細かくしてもらった。

その後、ツアーの人たちが集合する場所があるのだが、どこにあるか分からないので、
日本人らしきカップルを見かけたとき、「日本人?」と話し掛けてみた。
「そうです」と答えてくれたので、「JASのツアーの方?」と聞いてみると同じツアーの人だということが分かった。
とりあえず、その人に付いていくことにした。

外に出ることになった。
自動ドアが開くと、暑苦しい気温が襲い掛かって、しかも客引きらしき人が大勢いた。

客引きの人ゴミの中を通らなきゃならなかったので、ハオはしっかりリュックを前に抱え込んだ。

すぐ、ツアーの人たちが集合している場所が見つかり、チェックしてもらった。
相手が、日本語のできるガイドのフィリピン人だったのが助かった。

その後、全員集まったとき、観光バスに乗車する。
乗車したとき、甘いにおいが流れてきた。
すぐ、サンパギータの花のにおいだと分かった。

バスは動く。
マクタン空港を出たとき、市街が次々と見えはじめた。
街灯がオレンジのため、周囲が暗く見える。

その中に家の中が丸見えである(壁がない)お店が複数並んでいて人々の生活の様子が見える。

フィリピン名物ジプニーも見えたので、感無量なハオでした。

次第に、建物が少なくなっていき、田舎のところまでバスは走る。
広いゲートをくぐったと思うと、目的地に着いた。
うちのツアーで泊まるホテル名は「パシフィック・セブ・リゾート」と言う。

その時、小雨が降っていた。

次々と人々が降車して、フロントのところに名前が呼ばれるまで待機ということになっている。
かなりきれいなフロントだ。
細かい隅々まで掃除が行き渡っている。

20分ぐらい待ったところ、ボーイが来て、部屋を案内してくれた。
そのボーイは20代前後で、若い人だ。
フロントから徒歩3分ぐらいの2階建て綺麗なアパートらしい建物に案内された。
うちは、2階で一番左側だ。

部屋の中はすごい綺麗だった。
だが、一つだけ気になることがある。
一人なのに、部屋の中にペットが2つあることだ。

ボーイは親切で色々細かいところまで教えてくれた。
おっと、お礼にチップをあげないと。
10Pをボーイに手渡した。
「Thank you.」と笑顔で去るボーイ。

これで、一人になれた。
すぐ、ペットで横になるハオです。

「俺がずっと念願に思っていたフィリピンにいるのか」
と全然実感してないハオは天井をボー・・・っと眺めていた。

しばらく後、小腹でも空いたので「よし!フィリピン料理を食うか!」とレストランに向かった。
しかし、メニューは料理の写真がついていなく全部英語だけで書かれていることが辛かった。
その日は、マンゴジュース、豚肉関係料理などを注文する。
マンゴジュースは絞りたてなので、すごいうまかった。
他の料理は記憶が薄味なので覚えていないですが、どれもうまかったという記憶は残っている。

食後部屋に戻り、その日は疲れたので眠ることにする。

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