第十三話見てはいけない世界(3)」


夜中に突然寒くなって目を覚ました。

すると部屋のドアの入り口前に、青い人が立っていた。

下から上へ見ると、それはセーラー服だった。
女子高校生だった。

ビックリして、見なかったことに目をつぶして眠るように自己暗示した。

目を覚ましたら目の前に立っていそうな気がしたので怖くて目を開けられなかった。
そのまま眠って、気がつくと朝でした。
女子高校生はいなくなっていました。



しばらくして…4年後ぐらい
そのネタをブログに使ったので、それを見た母が
こう言った。



女子高校生を見たという話…本当?


そうだよ。どうして?


私も見たよ。


えぇ!?どうやって見たの!?


私が夜中起きたら、目の前に立っていたんだ。
でも、全然怖くなかったんだよ。
そして、私は声をかけたんだよ。
すると、その女性は近づいてとても優しい顔でじっと私を見ていたんだ。



その後、どうなったの?


「す〜っと消えた。



・・・・・・・・・・・






霊に話しかける母の方がよほどすげぇっ!!

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