第十一話見てはいけない世界(2)」


これは信じる人、信じない人に分かれると思いますが、
見てはいけない世界="霊界の世界"です。

今は霊感は無くなりましたが、昔よく身の回りに起きました。

20歳から再び悪夢が始まる話をしたいと思います。

16歳、横浜へ越してきました。
アパートで、そこへ5年間暮らしていました。

そのアパートである変化が起きたのである。
18歳のとき、いつも通り髪をドライヤーで乾かしているとき、鏡の背後に子供が立っていました。
ビックリして、後ろを見るといなくなっています。

それを母に話すと「そんなバカな・・・」と笑っているだけで終わりました。


あれからでした。
全て悪夢が始まったって感じでした。

20歳・・・
突然、母が俺のところにやってきて、「私も子供を見た!!」と告げたのである。

そして、元カノも「私も見た!」と同じことを言っていた。



あれからでしたね。
頻繁的に起こったのは。

例えば、夜11時ぐらい、自宅は誰もいません。(母と妹は祖母宅へ泊まりに)
真っ暗な家の中に帰ると、リビングルームに白い人影が見えて、す〜っと母の部屋に消えました。

他は自分の部屋に人魂が飛んでいたりしたこともありました。


そして、今まで霊感のなかった母も見るように!!
例えば、夜中に母の部屋で母と妹が寝ているとき、母が目を覚ました。
隣に寝ていたはずの妹が立っているのである。
ねぼけているのか」と母は妹の腕を引っ張ろうとすると、掴みきれず、す〜っとそのまま消えてしまいました。
ビックリした母は隣を見ると、妹が寝ていました。
一体なんだったんだ」と俺に話していたことも今でも鮮明に覚えています。

次第にそういう現象はエスカレートになってきました。


最終的は妹にとりつかれるように!!
いきなり、妹が白目向いて、奇声をあげながら暴れます。
ビックリした俺と母は妹を抑えたこともありました。

しばらくして、妹にとりついた何者が消えた後、元通りになりました。
妹いわく覚えていないということでした。




恐ろしくなった母は、知り合いの霊能者を依頼することに。
霊能者が自宅に来て、家を見てもらうと、霊能者も嫌な顔をするぐらい反応を示したそうです。

霊能者は「この部屋(母の部屋)に霊道が3本もつながっている。」とか
この下に昔亡くなった人の骨が埋められている。」とか
この人形はよくない。お寺に持って供養しなさい。」とか色々話して、
最後に、お祓いの呪文を教えてもらったそうです。

別の日に、又、妹が同じようにとりつかれ、俺と母は必死に妹を抑えて、
母は教えてもらった呪文を唱えると、すぐ妹は落ち着きました。


そして、母はこう言った。
引っ越そう。



近くのマンションに引越しして、もう5年たつが、今は平和です。
母も俺も学びました。
家を選ぶときは、霊がいるかどうかとか、霊道があるかどうかとか最初に知っておくべきだと。
皆さんも気をつけてください。

今、思うのだが、最初に見た子供は俺らに警告しに来たのかな?

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